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【海外子育て1年半】シンガポール子育てのメリットデメリット

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こんにちは、TJです。

今回はシンガポールで子育てをするメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。
私は駐在1年半で,娘はシンガポール渡航直前に生まれて,日本で3か月ほど過ごしてからシンガポールに来ました。なのでシンガポールで1年と少し子育てをしています。
1年ちょっとですが,海外で子育てをして感じたことも多く,一度まとめてみたいと思います

目次

シンガポールで子育てするメリット3選

① 子供にやさしい人・施設が多い

まずシンガポールに来て驚いたことが,住んでる皆さん子供にとても優しいこと。飲食店で隣になったお客さんが声をかけてくれたり,少し騒がしくしてしまってもみんな優しく It’s OK!と返してくれます。知り合いになったシンガポーリアンや外国人も,「困ったことがあったら言ってね!」と言ってくれてとてもありがたいです。街ゆく人に余裕があるのと,気さくに話しかけてくれる方が多いイメージですね。

もう一つは,子供に優しい施設が多いこと。飲食店内にプレイグラウンドがあるお店や,Kid’s mealを準備しているお店がまぁまぁあり,どこのお店に行っても子供いすは準備されていることが多いです。以前日本に一時帰国した際に子供いすがないお店がとても多く,非常に苦労しました。お店で何個か買えばいいだけの話なので,日本もぜひ見習ってほしいです。

② 教育熱心な環境

次は教育環境です。シンガポールという国はとても教育熱心で,保育園のときから授業(お遊び半分ですが)があります。いくつかの保育園を見学しましたが,小学校に入る手前の5,6歳で,すでに(私の記憶で)だいたい小学校低学年くらいの算数の問題を解いていました。

ローカルの保育園では英語と中国語が必須になっていたりするので,シンガポールで長く教育を受けることでバイリンガル・トリリンガルになることも目指せます。その分日本語の習得に時間がかかると思うのでこちらは表裏一体だと思いますが・・・

うちの娘もぜひ英語を覚えて帰ってもらえたらいいなと思うものの,駐在期間は(おそらく)3年ちょっとくらいなので難しいかもしれませんね・・・

③ グローバルな感覚を養える

シンガポールは貿易などで栄えてきた移民の国なので,中国系,マレー系,インド系,などなど様々な人種の方が共存しています。世界観もとてもグローバルで,仕事や留学でヨーロッパやその他東南アジアの国々に住んだり働いたりするのも当たり前です。私のような日本生まれ日本育ちの日本人からすると感覚の違いに驚くことばかりです。

日本から出ることが正しいというわけではありませんが,グローバルに働いている人はこんな視点・感性で暮らしているんだということに触れられたことはとてもいいことだと思っています。

子供の頃からグローバルな感覚を養える環境は,将来にプラスに働くのではないでしょうか。

シンガポールで子育てするデメリット3選

次は私の感じたデメリット3選です。

① 日本の文化を学びづらい

日系の保育園や幼稚園では日本の文化に合わせた教育をしてくれるのですが,それでも日本の行事や,歴史,文化に触れられる機会は限られてしまうなと感じます。

特に大きな環境の違いは,四季がないこと! 日本人からすると当たり前の,冬は寒いということを感じられずに育ってしまうのです。季節感のある行事や食習慣などはシンガポールに長く住んでしまうと教えるのは難しくなってしまいますね。

日本の文化を学んでいないと問題があるのか,といわれるとないのですが。。。
少し気になってしまいます。

② 祖父母・親族のサポートを受けづらい

2つ目は,祖父母・親族のサポートを受けづらいことです。これは物理的な距離の話で,日本からシンガポールは直行便で7時間。ちょっと育児や家事を手伝ってほしいときなどにサポートしてもらうのはとても難しいです。

日本でも実家が遠い方は同じかもしれませんが,TJ家は両親の実家が近かったこともあり,余計にこのデメリットを感じてしまいます。

自分自身を含めて家族が病気になったときや,仕事が多忙なときなど,緊急時に両親を全く頼れないというのは少し不安になりますよね。

③ 屋外で遊ばせるのが難しい

シンガポールは都市国家なので,自然を感じられる場所がないです。公園はあるにはあるのですが,狭いところが多かったり,昼間は暑くて小さい子には厳しかったりなど,制限がかかることが多いです。子供の運動量が下がってしまうのは気になってしまいますので,できるだけ朝・夕方は外に連れ出すようにしています。

また,私自身子供の頃からキャンプや川遊びなどがけっこう好きだったので,シンガポールではこのような経験を積ませるのが難しいなと感じますね。虫とか魚とかに触れる機会はシンガポールでは意図しないと作れないと思います。

これも,必ずしもこのような経験を積まないといけないわけではないと思いますが,このような経験があった方が感性の豊かな子に育ってくれるのではないかなと感じています。

まとめ

海外で子育てをするときのメリット・デメリットを,子育て経験1年半のTJが今思っていることを書いてみました。今後娘が大きくなっていくにつれて,もっといろいろなことを感じていくと思いますので,少しずつアップデートしていきたいと思っています。

少しでも参考になれば幸いです。では。

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