さて、1泊2日でシェムリアップを満喫する旅、初日は午後からアンコール・トムの散策です。今回は小さな子どもを連れての旅行だったため、遺跡を一つひとつじっくり見て回るのではなく、限られた時間の中で人気のスポットを中心に観光する,というコンセプトで巡りました。アンコール・トムでは、バイヨン、象のテラス、南大門を巡りました。
子連れということもあり、ガイドはお願いせず、トゥクトゥクを利用して自分たちのペースで観光してきました。(勧誘が多くてしつこいです。。)
シェムリアップ旅のモデルコース紹介は,【子連れ】アンコールワット観光モデルコース|1泊2日でも楽しめるシェムリアップ旅行,をご覧ください。
アンコール・トムとは?
アンコール・トムは、カンボジアのシェムリアップにある巨大な城郭都市で、アンコール遺跡群を代表する遺跡の一つです。12世紀末から13世紀初頭にかけて、クメール王朝の王ジャヤーヴァルマン7世によって建設されたとされています。当時は王都として機能していたと考えられており、現在でも巨大な城壁や堀、城門などを見ることができます。アンコール・トムの中心にあるのが、バイヨン寺院です。ジャヤーヴァルマン7世が信仰した大乗仏教の影響が強く、巨大な観世音菩薩の四面塔が特徴的です。一方で、アンコール・トムにはヒンドゥー教の影響も残されており、仏教とヒンドゥー教の混ざりあった文化を見ることができます。
これはアンコール遺跡の面白いところだと思うのですが,インドネシアの世界遺産であるボロブドゥール遺跡も同様の機構を持っていて,東南アジア特有の宗教の移り変わりになっていると思います。もう一つ,東南アジアではヒンドゥー教の遺跡を多く見ることができますが,ヒンドゥー教発祥の地のインドはイスラム教の王朝に支配されていたため,イスラムの遺跡や寺院が多いというのも面白いなと思います。(タージマハルはイスラム教の施設)
また、バイヨン以外にも、象のテラスや王宮跡など、当時の王都の姿を伝えるさまざまな遺構が残されています。アンコール・ワットが巨大な寺院として有名なのに対して、アンコール・トムはかつて人々が暮らしていた巨大な都市そのものが遺跡として残っていることが大きな特徴です。
子連れでアンコール・トムを散策
今回のアンコール・トム観光では、
バイヨン → 象のテラス → 南大門
という順番で回りました。小さな子どもを連れていたこともあり、アンコールトムの遺跡は広大なのですべて歩いて回るのは大変でしたので,基本的にはトゥクトゥクを利用しました。アンコール・トムの遺跡内はトゥクトゥク・軽車両が出入りできるようになっていて,直接バイヨン寺院まで移動することができるので、わずかな距離ですが像のテラスまでもトゥクトゥクで移動しました。アンコール・トムはかなり広いので、子連れの場合は無理に歩き回らず、トゥクトゥクを上手に利用するのがおすすめです。
まずはバイヨンへ
アンコール・トムに到着して、まず向かったのがバイヨンです。チケット売り場からは約15-20分ほどで到着しました。
バイヨンに近づいていくと、石造りの巨大な遺跡が目の前に現れます。バイヨン寺院の特徴は四面仏と呼ばれる、多数の塔に彫られた人面で、クメールの微笑みと呼ばれています。

中に入ってみると、建物の至るところに細かな彫刻が残されています。内部には、レリーフが彫ってあり、当時の生活や神話の世界が描かれているそうです。

小さい子連れの場合、内部は石造りで段差が多く、ところどころ石が割れたり剥がれたりしているところがあるので、手をつなぐか抱っこするなどした方が良いです。幸い階段の段数はそれほどきつくはないです。(ボロブドゥール遺跡はかなり大変でした)
また、11月の夕方に行ったのですが、気温は30℃くらいあり西日もかなりきつかったので、帽子や水分補給ができるよう対策はしったりしていったほうが良いです。売店はないですが、バイヨン寺院の脇にちょっとスペースがあり、飲み物は買えそうでした。バイヨン寺院を離れると買えそうなところは見当たらなかったのでご注意ください。
トイレは数多くはないですが、バイヨン、象のテラスなど有名な遺跡周辺には設置されているようでした。
バイヨンから象のテラスへ
バイヨンを見学した後は、トゥクトゥクに乗って象のテラスへ移動しました。ここでちょっと困ったのが、ガイドや半日トゥクトゥクツアーへの勧誘がかなり多かったことです。
ただ、今回は小さな子ども連れ。子どもの機嫌や疲れ具合を見ながら、行きたいところだけを自分たちのペースで回りたかったので、今回はすべてお断りしました。
そのため、今回のアンコール・トム観光では、トゥクトゥクだけお願いして、観光自体は完全に自由行動にしました。実際子供が途中泣いたり、勝手に好きな方に歩いていったりするので、結果的には、このスタイルが我が家には合っていたと思います。
東南アジアの観光地のあるあるですが、あまり説明書きが多くないので、遺跡を見るだけだと理解が深まらないところがあり、もしまたチャンスがあればガイド付きで回ってみたいと思いました。
象のテラス/ライ王のテラスを散策
次に訪れたのが象のテラスとその横のライ王のテラス。遺跡は散策できるようになっていて,テラスの上に上ることができます。子ども達も珍しかったのか楽しんでいました。テラスの周りは広い原っぱになっていて,子ども達が自由に歩いても問題ないのが良かったです。

最後は南大門へ
象のテラスを見た後は、再びトゥクトゥクに乗って南大門へ向かいました。そして、途中でトゥクトゥクを止めてもらって撮影したのがこちら。アンコール・トムの南大門へと続く道は、アンコール・トムを象徴する景色の一つです。ばたばたでしたが有名どころは見ることができてとりあえず満足です。

子連れアンコールトム観光の注意点
今回感じた子連れでのアンコールトム観光の注意点は以下です。訪問する前はカンボジアの治安や環境に若干不安を感じていましたが,少なくとも観光地の治安はとてもよく,人々もとってもフレンドリーで,また訪れたい国になりました。
- 暑さ対策・虫よけ対策を必ずしておきましょう
- 今回のケースでも所要時間は2時間程度。目いっぱい見たい人はもうちょっと長めに時間を取った方が良さそう。暑いので朝早くから回るのがおすすめ。
- スポットを選んでいく場合は毎回トゥクトゥクでも良いけれど,周辺遺跡なども巡りたい場合は専属でドライバーを雇った方が良さそう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。カンボジア観光記事は以下も書いていますので,ぜひ参考にしていただければと思います。


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